この記事では、初心者さんや、ギター辞めちゃったけど、「またギターやろうかな!」って方に、オススメのエフェクターを紹介します。
で、結論から申し上げますと、小さなエフェクター揃えるよりもドン!とマルチエフェクターを買った方がいいです。
今2020年に市場に出ているマルチエフェクターは、音も素晴らしくギター練習に役立つ機能も付いていますので、お金をかけずに腕をみがきたい!って方は迷わずマルチエフェクターをオススメします。
とはいえ、どれ買っていいのか分からないくらい、マルチエフェクターも出ていますが、ここは私の独断で中古市場で1万円以下で買えるマルチと、もうちょっとお金だして2万以内で手に入るマルチエフェクターを紹介します。
買ってみたけどビミョーなマルチエフェクター達
私自身15~16年間ギターやめちゃって、40歳になってもう一度始めたんですが、もうどれ買ってイイんだか分からない感じでした。
で、昔の知識と勘で買ってみたマルチエフェクターについても書いてみようかなと。
別にディスる訳じゃないですよ!!ちょっとここがビミョーって感じで参考にしてください。
ヤマハのQY100
はい。いきなりエフェクターじゃなくシーケンサーに手を出してしまいました。
QYシリーズは昔所有していてとても気に入っていました。このQY100はご覧の通りマイクとギターが突っ込める仕様になっているので、プリセットのリズムパターンに合わせて練習出来るじゃん!って感じで1万で購入しました。
シーケンサーなので豊富なリズムパターンに合わせて楽しく練習できるんですが、ギターのエフェクターはチョット微妙。
歪み系はディストーションっぽいヤツで良いの1つあって、クランチやメタルっぽいのはイマイチ。ディレイやリバーブ、コーラス、フェザーなんかも付いていましたが、イジっていてもあんまり楽しく無かったなー。
やっぱりシーケンサーじゃなくてマルチエフェクター欲しいなぁー。って事に。でもQYシリーズは良いですよ。
ZOOM G9.2tt
で、次に手をだしたのがこれ。ハードオフで見つけました。
スペックみるとエフェクトタイプが106個で、10個同時にエフェクトが使えて、3系統のエフェクターのパラメーターが動かせるZペダルなるモノが付いて、何と真空管を2個搭載。
こんな、てんこ盛りのスペックで中古12000円。
スゲー。これでいいじゃん。
だったんですが、とにかくデカい。そして重い。 595×235×85㎜のサイズで5.5㎏なんですね。毎日これ引っ張りだして練習するのが、けっこう苦痛。
あと操作が難しいっすね。昔ZOOMの8080所有してたので、これもすぐ使えると思ってたんですが、取説ないと無理。
プリセットがアンプ用とライン用に分かれていたりして丁寧なんですが、分かりずらい。上級者さん向けで初心者さんや私の様なメカ音痴には向いてない。
あっ!でもZペダルは面白いっす。これはまた作ってほしい。
ZOOM 8080
中古で5000円で手に入れたのがこれ。昔使っていて懐かしくてつい買ってしまった。
510×250×83㎜で3㎏。堅牢なG9.2ttに比べてプラスチック感が強い外観です。
シンプルで操作は簡単。取説なしでも使える感じですね。3系統のペダルでエフェクトのパラメーターが動かせるのが良い所。ピッチシフターはLR2系統で出せて、オクターヴァーがとにかく太くてりっぱな音。ピッチシフター系はG9.2ttよりも面白いっす。
歪み系が物足りないのが弱点。アンプシュミレーターが良くないので、ラインでの出力は苦戦します。
でも変態系マルチエフェクターで名高い「ZOOM9050」の流れをくむマルチですので、今でもかなり面白いエフェクター。マニア向け好事家さんにはオススメです。
10000円以下で買える自宅ギタリストにオススメのマルチエフェクター。ZOOM G3。
色々試してみて結局私はどんなマルチが欲しかったのか?まとめてみると...
- とにかく安い。
- まずまず音が良い。
- デカくない。
- 操作が簡単。
- 練習の友にリズムマシンが欲しい。
- イジって楽しいエフェクターがある。
って感じ。これに当てはまるマルチエフェクターはこれでした。
とにかく安い=中古市場ですと(2020年現在)8000円くらいで状態の良いものが手に入りますね。
まずまず音が良い=音もいいですよ。22のモデリングアンプと20の歪み系エフェクターを組み合わせればお気に入りのサウンド3つ4つすぐに作れます。もちろんその他必要なエフェクターも揃っていて、ディレイだけでも12種、リバーブで8種もあります。
ⅬRで出力出来るのでアンプ2台使えば立体的なステレオサウンドも出来ちゃう。
デカくない=170㎜×234㎜×54㎜で1.2㎏。小さすぎず大きすぎず。丁度いいです。
操作が簡単=G9.2tt比べて超優しいです。わかりやすいエフェクターのアイコンを自由に6個まで並べる事ができてツマミをイジれば簡単に調整できます。
イジって楽しいエフェクターがある=エフェクターが全部で116個。基本的なヤツから変わり種も豊富にあります。飽きない。
練習の友が欲しい=リズムパターンが何と41個も入っている。けっこうしっかりした音でショボくないです。
あとルーパーも入っていて最大40秒の録音が可能。これは伴奏をループしてソロの練習に使うのも良いですし、私は普通に録音してダメな所をチェックするって練習によく使っています。(嫌な練習ですが効果的)レコーダーで録音面倒くさいのでコレあると便利っす。
こんだけ機能が付いて8000円くらいで買えちゃうの。凄くないですか?
ペダル有り無し?それともG3n?
で、G3なんですが、どうせならペダル有りにしようか?マイナーチェンジしたG3nにしようか?で迷う問題ですが...
私は邪魔にならない小さいサイズが欲しかったのでペダル無しにしましたが、サイズにこだわりが無ければペダル有りが良いですね。
私も結局ペダル欲しくって別売りのエクスプレッションペダル買っちゃいました。これだと使いたい時だけ繋げればイイので便利だったりします。
で、G3nですが同時に7つ並べる事が出来たり、リズムパターンが68種類になったりルーパーが80秒になったりパワーアップしているんですが、無くなった機能もあります。
電池でうごかせなくなった。XLR端子がなくなっちゃった。
おぉ何とビミョーに有るとイイ様なのが無くなっちゃいました。値段の方もちょっと高くなるので、G3n買うのならもうちょっとお金だして、G5n買っちゃった方が吉。
20000円以内で手に入る!オススメはZOOM G5n
自宅ギタリストの個人練習だけならG3で十分だなーって思ってたんですが、わたくし最近バンドもやるようになったんっすよ。
G3で頑張ってたんですが、これパッチの切り替えが大変。パッチの切り替えは両隣でしか出来ない。つまりA5のパッチはA4とA6しか行けないの。
A5からA2に行きたい時はA4A3A2って踏まないと行けない。なのでもっと操作を自由にしたい理由で購入したのがコレ。
中古で18000円で手に入れました。
最大9個のエフェクターを自由に並べられて、ディスプレイもG3によりも見やすいくなっています。操作もG3使えればG5n苦労することも無いです。
もちろん個人練習で役立つリズムマシンとルーパー(ステレオルーパーが40秒。モノラルルーパーが80秒録音できる)も付いています。曲のコピーに役立つAUX INが有るのもポイント。
サイズは225㎜×454㎜×75㎜の3.4㎏。そんなにデカくないのもいい所。
で、取説には128のエフェクトタイプって書いてありますが、パソコン使ってバージョンアップしていくと新しいエフェクターが増えるってのが嬉しいですね。(現在バージョン3.0)
G3もそうですが、多機能なのに扱いやすいってところが好きです。
初心者さんがいきなりコレ買ってもなんとか出来るんじゃないかなと。パラメーターも細かくセッティングできるので、ベテランさんも楽しめると思いますよ。
まとめ
私がG3 G5nをオススメする理由は...
- これだけ多機能で8000円~20000円の予算でかえる。
- 操作が優しい。
- リズムマシンとルーパーが付いているので質の高い練習が出来る。
ちなみにG3買う前の練習環境はこんな感じ。
リズムマシン鳴らしてレコーダーで録音して練習チェック。手間がかかる。
今これだけで、同じ練習出来ます。
グズグズしている時間が無くなって、練習に取り掛かる時間が超速くなりました!!
初心者さんでも、いきなりG5nに行っても大丈夫ですが、手頃なG3から始めて気に入ったらG5nに手を出すって感じがオススメです。
なぜなら、G3は後に緊急時のサブエフェクターとして、活躍する可能性があるので(電池で動くし場所も取らないので)ずっと持っててもイイんじゃないかなと思います。
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