わたくし、とにかくパソコンが苦手。
仕事でも使わないですし、最近ブログ書くようになったので安っいノートパソコン買ったのが40歳過ぎてから!!って男なのですが...
パソコンあるんならDTMやろうぜ!!
アンプリチューブ5出たから試してみなよ!!スゲェよ!!
ってギター仲間のレベル5氏に、誘われたんですが...
アンプリチューブってなんすか?DTMってシーケンサーみたいに打ち込みして作曲するだけじゃないの?
別に作曲する訳じゃー無いので、DTMに興味なかったんですが、世界中の名器を無料で試せる(無料版は制限付ですが)ってのに惹かれてやってみる事にしました。
この記事は、パソコン音痴がはじめてDTMに挑戦する体験記っス。
DTMってDAWソフト入れてパソコンをハイスペックにして...って大変そうってイメージですが、アンプリチューブはDAWソフト無しでも録音もできちゃうし、メトロノームも鳴らせるので「作曲はしないけど練習用で使ってみたい」って方にオススメです。
なので、今回のテーマは練習環境をパソコンの中だけで完結してみよう!!
って事で私のように、パソコン苦手な方が、DTM始めるキッカケになれば!!って思いで書いてみました。
必要なものは?
アンプリチューブは無料で試せますが、パソコンとオーディオ・インターフェイスは当然必要になります。
パソコン苦手な方だと、「どの辺のスペックのパソコン買えばいいの?」「オーディオ・インターフェイスどれ選べばいいの?」って所が迷い所になります。
今までノートパソコンしか持ってなかったので、これを機にデスクトップのパソコン買うか。
入門用だから、中古でいいか?
パソコンのスペックは?
パソコンに詳しい、ギター仲間のレベル5氏に聞いた所...
所詮パソコンは消耗品だから中古はやめとけ。
なるべく世代が新しいやつで、先の事考えてWindows11対応できるパソコンにしろ!!
ってアドバイスが...
パソコン音痴の私には、よく分からん話でしたが、つまり今主流のWindows10は2025年10月でサポートが終了(早まる可能性も有)するので古いパソコン買うと後々にセキュリティーに問題がでるぞ!って話。
なるほど。スペック高めの中古ってだけじゃマズイな。
スペックやパソコンの世代に関する記事はこちら👇を参考にしました。
👆この記事を参考にした結論は...
CORE-i7で10世代以降で、Windows11が動かせるパソコンって感じで探してみました。
で、見つけたのがこれ👆
メーカーのこだわりとか無いので、スペックと予算で探してたら「メルカリ」でHPの中古を発見。
これで大丈夫かなぁ。
HPはメジャーだし、これで十分でしょ。
あとはディスプレイかな。
って助言を頂きましたが、もう金ないので、とりあえず家に余ってるSONYのテレビで代用。
ひとまずパソコンはこんな感じで。
オーディオ・インターフェイスは?
正直オーディオ・インターフェイスは、繋がれば何でもイイんじゃね?って思っておりました。
なので、手持ちのマルチエフェクターZOOMのG5nにオーディオ・インターフェイスの機能が付いていたので、以前の記事で書いてた通り、リモートセッションの時はマルチをオーディオ・インターフェイスにして使っていたんですが、...
音問題なく出るですが、どうも遅延(レイテンシー)が大きい。
レベル5氏に相談すると、「オーディオ・インターフェイス変えたら速くなるんじゃね?」
って事で「ダイヤルがデカい」ので使い勝手が良い!!って理由でZOOMのUAC-2をオススメしてくれたので、素直にチョイス。
こちらも「メルカリ」で中古の物を購入。
オマケでパソコン用のスピーカーも付いていたので、スピーカーの事よく知らないけど、とりあえず試してみる事に...
結論はオーディオ・インターフェイスはケチらない方がいいですな。
今まで苦労した遅延の問題が一気に解決しました。
オーディオ・インターフェイスはなるべく最新の物を!!
速さが違います。
で、オマケで付いていたスピーカーが秀逸で、それまでコンポのスピーカー使っていたんですが、このFostexのPM0.4が凄く良い。
小さいけどパワフルで、ど素人が聴いても明らかに良い音。アンプリチューブの実力を十分に引き出してくれますし、パソコンに取り込んだ音源の再生音質も格段に良くなりました。
ちなみにPM0.4はメルカリ(どんだけメルカリ好きなのよ)で探すと状態のよさげな物が安価で、手に入りますので、パソコンスピーカー入門として丁度イイんじゃないかと。
予算に余裕があれば、是非パソコン用のスピーカーもご購入を!!
自宅ギタリスト専門の方なら、「もうギターアンプいらねーや」って気分になります。
これで、必要な物は揃いました。
あとはアンプリチューブをインストール!!
アンプリチューブ5をインストールしてみる。
私、2000年~2015年の間ギターから離れていたので、アンプリチューブの存在を全く知りませんでした。
すでにシリーズ5になってからの初参戦になります。
アンプリチューブはIK Multimedia社っていうイタリアで老舗の音楽制作/周辺機器メーカーが提供するアンプシミュレータの無料版っス。
無料版なので、すべてのアンプ/エフェクター/マイク/キャビネットが使える訳じゃないんですが、アンプが5種類・エフェクター10種類・キャビネット・6種類その他、エレキギター弾く上で最低限、必要な物は揃っているので、それらを駆使すれば、十分な音作りが可能性っス。
まずは、アンプリチューブの開発元「IK Multimedia社」のダウンロードソフト「IK Product Manager」をダウンロードします。
私はWindowsなので、左の赤いヤツをクリック。
ファイルがダウンロードされたら展開して、ファイルをクリックして開いてみましょう。
「IK Product Manager」を無事インストールすると、ログインとユーザー登録画面になるので、アカウントを作ってユーザー登録します。
👆まず、「LOGIN」の隣の「CREATE ACCOUNT」をクリック。
で、新規ユーザーの赤枠「REGISTER」をクリック。
指示に従ってユーザー登録しますと、登録したメールアドレスにIKからメールが届くので、メールのなかのリンクをクリック。
で、クリックすると、ログイン画面になりますので、先ほど登録したユーザー名とパスワードを入力してログイン。
ログインすると、「IK Multimedia社」の製品が出てくるので、その中の「アンプリチューブ5」を探してインストールします。
インストールのセットアップ画面になります。
なんや英語で何書いてあるか、よくわからんが...とりあえず👇ココをクリックして「同意」します。
あとは指示通り、ひたすら「Next」を連打。
で、「Finish」押すとインストールが完了。
パソコンに👇アンプリチューブのアイコンが出ていれば、準備OK。
あとはアイコンをクリックすれば、アンプリチューブで遊ぶ事ができます。
音が出ない?音がチョット遅れて聴こえる場合は?
アイコンをクリックすると、マーシャルアンプらしきヘットアンプが繋がった画面になります。
あれ?出音にちょっと違和感が...
反応が悪いっていうか、遅れて聴こえるような...
とか、音が出ない!!って場合はまず、「右上の3本ライン」をクリックして設定します。
設定画面。
音が出ない場合は、インプット・アウトプットの所でオーディオインターフェイスが、認識していなかったりするので、ここで確認。👇これは繋がってる
出音が遅れて聴こえる場合は、ASIOの隣のコントロールパネルをクリックして「バッファサイズ」を小さく設定してみましょう。
おぉ!違和感ないっス。レスポンスが良くなりました!!
アンプリチューブ5・使い方は?
問題なければ、お馴染みのマーシャルサウンドが聞こえるはずです。
おぉ...スゲェー。
昔のアンプシュミレーターなど比較にならないくらい違和感なし。噓っぽくない自然な感じのマーシャルサウンド。
👇の右側、アンプ・エフェクター・キャビネットを見てみましょう。
とりあえず無料版に切り替えて、まずはフェンダー系のアンプが2種・マーシャル系2種・ソルダーノのアンプと思われるアンプが1種類、開放されているのでお好みのアンプを選んで遊んでみましょう。
アンプを選んだら、エフェクターのアイコンをクリックして、好みのエフェクターも並べてみましょう。
リバーブやディレイが欲しい場合は、ココ👇をクリックすると、ラックマウント式のリバーブ・ディレイが使えるので、アンプの後ろに設置(この場所はエフェクトループなので、空間系を設置すると綺麗にリバーブ・ディレイが掛かります。)
これだけでも、十分良い音が作れるので、まずは開放されているオーバードライブとアンプの数値をイジりながら好みの音を作って行きましょう。
ラインを分岐して複数のアンプを鳴らしてみる。
アンプは1台だけじゃなく2台繋ぐ事もできます。(有料版だと3台も!!)
まず、👇の矢印ボックス。
矢印ボックスをクリックするとアンプ/キャビネットが増設されます。
2台違うアンプをつないでミックスするも良し。同じ音アンプを2台繋いで分厚いサウンドにするのもイイっすね。
キャビネット・スピーカーとマイク。部屋環境を変えてみる。
キャビネットをクリックすると、キャビネットSPとマイクと部屋環境の設定ができます。
正直、SPやマイクまでイジくると訳が分からなくなるので、私はあまりイジらず、「そっと」しておきます。部屋くらいはイジってみるか。
チューナーも付いている!!
この他にも便利機能としては...
この部分をクリックすると、手軽にチューナーが使えるので練習前に必ずチューニングを合わせておきましょう。
マルチエフェクターで、セッティングするのと違ってパソコンだと、セッティングが視覚化できるので、もう見ているだけで楽しいっス。
メトロノームを鳴らしてみよう!!
好みの音が出来たら、練習に必要なメトロノームを鳴らしてみましょう。
このアイコンをクリックして、テンポを設定。(もちろん拍子も設定できます。)
で、再生の所をクリックすると、メトロノームが鳴りだします。
おぉ...これで練習環境が整ったじゃないか...
練習内容を録音してみる。
アンプリチューブはDAWソフト無しでも、簡単に録音できるのがイイ所。
ココをクリックすると、トラック画面になります。(無料版は2トラックだけ使用可能)
あとは簡単でRECの所をクリックすれば、録音が開始されます。まったく面倒く無い。すぐ録れます。
日々の練習のエクササイズ。ちゃんと弾けていますか?
これなら簡単に練習チェックできますので、自分のプレイの下手クソさが丸わかり!!
少々ツラいですが、上達の近道なので、是非練習を録音して自分のプレイを批評しましょう。
パソコンに取り込んだ音源と一緒に練習してみる。
アンプリチューブでは、パソコンに取り込んだ音源と一緒に練習&録音も簡単に出来ます。
例えば...
最近私のお気に入りの練習教材、大村孝佳さんの「烈奏ギター道場」
この教材のCD音源を、Windowsのメディアプレイヤーに取り込んで音楽ファイルを作ります。
取り込んだ音楽ファイルを、アンプリチューブの空きトラックにドラック&ドロップするだけで、簡単に貼り付け出来る。
この教材のCDは、大村孝佳さんのお手本の後に、カラオケトラックが流れるって作りになっているので、このトラックを貼り付けて録音すれば、「お手本と自分のプレイをチェック」って練習も出来ます。
難しかったらプレイの速度を落として練習って事も出来る。
スゲェー便利。
教材を貼って一緒に練習するもよし。好きな曲のコピー練習に使うものよし。
有料アンプ・エフェクターを試してみる。
無料版では有料のアンプ・エフェクター・マイクを試す事も出来ます。
その数は膨大で、歴代の名器をシュミレーションした音を楽しむことが出来ます。スゲェー。
鍵が掛かったアイコンですが、普通に並べられます。
右上のファイルをクリックして有料アンプ・エフェクターをセットしてみましょう。
まさに夢の様な世界で、憧れの名器達をイジくる事が出来ます。
残念ながら、お試しなので数秒置きに「ガー!!」ってノイズ音が入って邪魔されます。
ただ、そんなに意地悪なノイズじゃなく優しめノイズ音なので、私なんかは気にせずにセットして楽しんでおります。
あれもこれも選んでいると練習するのも忘れて、あっ!と言う間に時間が過ぎてしまうっス。危険。
とにかく出来が良くて、むかし持っていたエフェクターなんかと「瓜二つ!!」って感じでした。
有料版はフルセットMAX版で、7~8万って所。少々お高いんですが、想像以上のクオリティー。
本物を揃える為のお金出すのは不可能ですが、このクオリティーならむしろお安い。
参りました。もうアンプ・エフェクター買わなくてイイっス。
まとめ
はじめてのDTM。
私の個人的な体験記なので、「このやり方が正解!!」って訳じゃーないので、その辺はご了承ください。
デスクトップのパソコンまで、買っちゃいましたが想像以上に楽しかったし、ビックリするほどリアルな音ですねぇ。
「自宅ギタリストにこれ以上何を望もうか?」って感じです。
もう、すべての機材売っぱらって有料版買いたい気分です。
無料版でも十分に楽しめますし、ギターの練習ツールとしてだけ使うのもイイっス。
私は自宅ギタリストなので、基本家ではヘッドフォン使っておりますが...
家に誰もいない時は、あのFostexのスピーカーでぶっ放して練習しています。
もう、これだけで十分楽しすぎます。アンプいらね。
パソコン苦手なギタリストの方でもヤル価値は十分あるので、私のようにチャレンジしてみは??
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