【弦交換再確認】あると便利な「パワーペグ」と弦をサビ付かせない術。

1人で出来るもん!!

この記事では、弦の巻き方や、弦交換の時にあると便利なアイテムを紹介しています。

いちごメタル
いちごメタル

今更なんですが...正直言って弦交換苦手です。なんかポストに一杯巻きつけてしまったり、弦が暴れて団子状態に巻き付いたりすることも多々あります。

まーゆっくり丁寧にやれば、ある程度きれいに巻けるんですが、素早く綺麗に巻く良い方法ないか探してみました。

簡単な巻き方ないのか?

で、今回のターゲットはこちらのギブソンタイプの弦の巻き方について書いています。


下へ下へ、とぐろ巻き。

このように、2~3巻きで、「下へ、下へ」に巻いていくのが基本形になります。

巻きすぎて団子状態になると、チューニングが不安定になるのでNG。巻き数が少なすぎたり「上へ上へ」巻いてしまうと、ナットとペグポストに巻いた弦の所に適度な角度が付かなくなりテンション(弦の張り)が弱くなるのでこれもNG。

弦の巻き数に関して面白い実験をした動画を見つけたのでこちらをご参考に。

弦の巻き方、諸説いろいろありますが、要はどうやったら簡単で綺麗に巻く方法はないのかなと。

いちごメタル
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私はペグ1個分弦を緩めてそこに折り目1個付けてから、「下へ、下へ」巻いていきます。ただ6~3弦まではいいんですが、2~1弦だと弦暴れて上手く出来ない!コレを何とかしたいっス。



で、調べると色々巻き方ありまして、どれが一番良いのかよー分からん!!って感じ。取りあえず比較的分かりやすい動画3つあったので実際に検証してみました。

Z字折りにして巻く。

まずはペグに弦を通してペグ1個分弦を余らせてから穴の部分が90度の所まで巻く。


そして注目部分は2分~2分10秒の所。ここでZ字に折り目付けて巻いています。


で、2分12秒の所の様に、弦の先端を根本側の下にくぐらせて、縛るって感じです。


これなら巻いている途中外れることもないですねー

仕上がりはこんな感じ。弦をしっかりロックしています。

ギター博士がやっていた巻き方。

注目は1分30~40秒の所。弦をつまんで手で1回だけ巻き付けるってやり方。

左がZ字折りで巻いた仕上り。右がギター博士巻きの仕上り。

仕上がりはこんな感じ。特徴としては先ほどの弦をロックするのとはちょっと違う。


上1回巻いて後は通常どうり下へ下へ。(弦余らせてなかったので下1巻きで終わってますが...)


ポストが短くてあんまり「下へ、下へ」巻けないタイプのギターには有効的っスねー。



これは簡単で、分かりやすいっス。

いわゆるマーティン巻。

調べてみるとマーティン巻とかギブソン巻とか定義が曖昧なので、名称に関しては注意しましょう。


いわゆるアコギのマーティン社が推奨している巻き方。

アコギの巻き方ですが、エレキでも行けそう。問題はこの巻き方で、適切な巻き数に仕上がるかどうかですねー。


私も初めてやるので上手くできるかな...やってみました!

左がギター博士の巻き方。右がマーチン巻き。Z字巻きと仕上がりは一緒。巻き数が少ない。


仕上がりはこんな感じ。このやり方は巻き数が少ないのが特徴で、巻き数すくないとなんか不安に感じますが、しっかりロックしてるので、大丈夫です。外れない。

巻き目の仕上がり方は3種。

で、巻き目は通常の「とぐろ巻き」と弦を挟んでロックするいわゆる「ギブソン巻」「マーチン巻き」ともう1つ「上に1回巻いてからのとぐろ巻き」の3種類に分かれます。


巻き目の考察でよい動画があったのでご紹介。

9分30秒あたりから、巻き目に関するとても分かりやすい説明があるので、気になる方はご参考にどうぞ。


で、個人的には、「ギター博士」の巻き方が一番簡単で、仕上がりも好きです。本命はマーチン巻きだったんですが巻き数が少ない仕上がりはイマイチ好みじゃないんス。


結論としては、仕上りの好み次第って思います。身も蓋もございませんが...

【弦交換】ケチらずに持っておきたいアイテム。

私が使ってみて「ダメだこりゃ」って思ったアイテム。

100円ニッパーと安物ストリングワインダー。

100円ショップで買えるニッパーで弦を切る事はできますが、切れ味はイマイチ。しかも数回使うだけで刃こぼれしてしまい、結局新しい100円ニッパーを買う羽目に...


いつの間にか、切れないニッパーが5~6個集まる!ってのがオチになります。


そもそも100円ニッパーは銅線を切るのを想定しているので、弦を切る時は、鋼鉄を切るワイヤーカッターを買うのが吉。

で、私の地元、BIGBOSE仙台店の店員さんに、

いちごメタル
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一番切れ味の良い「ストリングカッター」ください!!

ピックボーイのストリングカッター

って言ってみたらコレ勧められました。このお店のリペアマンさんもコレ使っているそうです。


ホームセンターで売っているゴッツイのもいいですが、コチラはコンパクトでちょうどいいっス。


いちごメタル
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おぉ...切れる切れる!!スパスパ切れる!!ケチらずに初めからコレ買っとけばイイじゃん。

コレ使った後100円ニッパー使うと凄いストレス溜まりますので注意。

アーニーボールの電動ストリングワインダー「パワーペグ」使ってみた。


次に手回しのストリングワインダー。おぉ...これは見るからに便利そうですが...

いちごメタル
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ペグから外れるし、安価な製品のせいなのか思ったよりもスムーズにクルクル回ってくれない!!これなら手の方が早いわ!!


って事で1回使っただけ。


友人にこの事話したら、彼も同意見でして...彼の場合は10本近くギターを所有しているので弦交換が苦痛とのこと。


そんな彼が勧めてくれたのがコレ。

アーニーボールのパワーペグ。

そう。電動のストリングワインダー。


これは笑っちゃうくらい楽ですね。ペグ回しは地味に嫌な作業ですが、これ使うと地味に楽しいです。

ちょっと楽しい。

単三電池4つで駆動しまして、人差し指でにあるボタンで順回し逆回しができるので、締めるだけじゃなく緩めるのも楽ちんです。

ペグの挿し口はこんな感じ。しっかりホールドしてくれますしベースのペグも回せますね。


3000円くらい。ちょっとお高いですが、複数のギターを所有している方は、絶対持っておいた方が良いです。間違いない。

弦をサビ付かせないようにするには。

で、せっかく新しくした弦。できる限り長持ちさせたい所。音質を良い状態で保つには、1ヶ月くらいで交換!って事になるんですが、自宅だけの練習用ってギターなら半年くらい持たせたい。


そこまで持たせる上で問題になるのが錆。

特にこだわりは無いです。

錆止めのスプレーを使うのもイイんですが、一番有効なのは日々のメンテナンス。


メンテナンスって大袈裟なものではないんです。


練習が終わったら必ずクロスで弦を拭いてクロスをネックに巻く。

弦の下にクロスを敷いて...

こんな感じで、ネックを覆う位のクロスを用意して、必ず弦を拭いてから巻く!!

巻き付ける!

これを習慣にしちゃえば、弦がサビてボロボロなんてことにはなりません。


週に1回位錆止めスプレーすれば盤石で、わたしはコレを習慣化してから指先が茶色になった!ってことは、一度もありません。


また移動する時も弦の下にクロスをくぐらせて巻いておけば、フレットの保護(どこかにぶつけてフレットがへこんだり)にもなります。

まとめ

どうでしょう?皆さんは綺麗に巻けますか?ぶっちゃけ思うんですが、私の場合チューニングロック式のギターしかないので、そもそも...


「ナット部分でロックしゃうんだからどんな巻き方しても関係ないんじゃね?」


って思っていたので、あまり気にしてなかったんですが...


「長年弾いて綺麗に巻けないのダサい。せめて初心者さんにちゃんと教えてあげれるくらい、綺麗にそして素早く交換できる!!」


って!したかったので、この記事書いてみました。


で、3つ試してみて「ギター博士の巻き方」ってのが個人的には一番やりやすかったですし、巻き目も好きです。


しばらくはこの巻き方で、行こうかなと。


あっ!あと「パワーペグ」がオススメ。今回1番の収穫でしたね


皆さんも、ギタリストの嗜みとしてもう一度確認って感じですがいかがでしょう?

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