【テンション・コード入門編】ナチュラル・テンションを改造してみる。

40歳から始める音楽理論

引き続き「テンションコード」の解説。


最近、9系のテンションコードをとにかく弾きまくって、テンションコードに慣れる練習をしております。



👆私のような、メタル好きギタリストは「テンションが苦手!!」って多いはず。


なので、「テンション・コードの練習」って考えるんじゃなく、「速弾きの練習」のウォーミングアップとして使う運指練習って考えで、9系の「ナチュラル・テンション」を毎日、練習スタート時に10分弾いております。


このウォーミングアップ時に使う「ナチュラル・テンション」とは、ドレミファソラシドのメジャースケールだけで作る、「果汁100%」的なテンションコードの事で、当ブログでは、「アヴォイド・ノート」も含めて弾く事を推奨しております。




👆で紹介した、〇7(#9)=ジミヘンコードのように、テンションは最終的にメジャースケールから外れて自由にトッピング出来る、「オルタード・テンション」に発展していきます。


いちごメタル
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とはいえ、自由にトッピングって言っても、どうやればいいのか...

小難しいスケールを組み込んで、「オルタード・テンション」を作るなんて面倒くさいし、お手軽な方法はないんか?


って方に今回はオススメ。


いままで勉強した「ナチュラル・テンション」を改造する、「お手軽プリセット」をご紹介します。

「ナチュラル・テンション」を改造する。

まずは、9・11・13の「ナチュラル・テンション」の一覧表。

👆これがダイアトニックコードにトッピング出来る「ナチュラル・テンション」。


これを丸っと覚えた上で、「アヴォイド・ノート」になる「テンションコード」を一覧を見ると...

👆無印のコードは、安全パイで赤△マークは、ちょっと苦味がある「テンションコード」って感じのイメージです。


「アヴォイド・ノート」を含むコードは、音楽理論の本やコードブックでは除外されたり「亡き者」扱いされるコード達ですが、前後のコード進行次第では、ちょっと挟み込むとイイ感じのサウンドになる可能性もあるので、「アヴォイド・ノート」は排除せず、まずは弾いてみて自分の美意識で、有か無しか決める事を、当ブログでは推奨します。


いちごメタル
いちごメタル

これからやる改造とは...

アヴォイドを含む「ナチュラル・テンション」は市販で売られている、どノーマルの自動車

これじゃ面白くないので、ちょっとだけ、車高を低くしたり(シャコタンね)タイヤを大きいサイズにしてみたり...ってイメージ。


ちょっとだけ改造。


もとの車がなんだか分からない、ド派手な「カスタムカー」(オルタード・スケールなど各種難しいスケール)じゃなくノーマルベースのさりげない「カスタム」を目指す感じです。

「ナチュラル・テンション」のⅢm7(♭9)を改造。


ダイアトニック上に構成される、9thの「ナチュラル・テンション」👇

このⅢm7(♭9)をⅢm7(9)に改造してみる。


例えば前回のコード進行。

(♭9)を(9)に変えてやると...

♭9のアヴォイドが解消されて、「サラッ」っとした爽やかな響きに変わります。


いちごメタル
いちごメタル

個人的には、アヴォイド含みだけど(♭9)のちょっと苦い感じが好き!!

ですが、全体の曲調や個人のセンス次第なので、Ⅲm7(9)ってのも、もちろん有り。


こんな感じで、テンションをトッピングする際に、「ナチュラル・テンション」にだけに縛られる事なく「自由にトッピング出来ますよ」って例を紹介していきます。

「ナチュラル・テンション」のⅠM7(11)を改造してみる。

ダイアトニックコード上に構成される、11thの「ナチュラル・テンション」👇

このⅠM7(11)をⅠM7(#11)に改造してみる。


例えば、よくある「ツー・ファイブ・ワン」のエンディングに11thを差し込んだ例。

ⅠM7に(11)だと、本来解決するために、落ち着いた響きじゃなきゃいけない「Ⅰ」トニックなんですが、ⅠM7(11)は、Ⅰsus4と同じ響きなので、解決感がなくコレだとエンディングには、ちょっと使いずらいな。


そこでⅠの(11)を(#11)に変えてやると...

おぉ...これならエンディングで使うとイイ感じ...


「アルペジオ」弾いてあげれば、メロウでおしゃれな響きのエンディングに使えます。


「ナチュラル・テンション」のⅥm7(♭13)を改造してみる。



ダイアトニックコード上に構成される、13thの「ナチュラル・テンション」👇

例えば、こんなコード進行。

Cメジャー=Aマイナーの平行調なので、Ⅵm7をⅠm7としてみたAマイナーのコード進行。



6・5・4・5(マイナーなので、1・♭7・♭6ですが)っていう、よく出てくる「どマイナー」な進行。


ちょっと暗すぎて重いので、Ⅵm7(♭13)を13に変えてみる。

👆明るめのマイナーの曲調にしたい時に使ってみると良いかも。


「こっちの方が好きなので、これ採用!!」


って感じで(♭13)(13)を弾き比べて、自分で選択していくとイイでしょう。


いちごメタル
いちごメタル

「アヴォイド・ノート」だから、ダメ!!

じゃなく、弾き比べてどっちかいいか、自分のセンスで選ぶのが「アヴォイドノート」の付き合い方で、初めから排除しないのが今回のテーマでもあります。



まとめ。3つの改造には、共通のひみつがあります。


実は、先ほど紹介したⅢm7(♭9)から(9)・ⅠM7(11)から(#11)・Ⅵm7(♭13)から(13)って変更は、ポプュラーミュージックでは、よく使われる手法なんですが、この3つの改造には、ある共通の音の変更があります。


それは...


変更された音は、すべてFからF#の変更である


つまり、メジャースケール上の完全4度の音程を半音あげてやる。


キーCで説明すると...


Em7(♭9)のFをF#にするとEm7(9)


CM7(11)のFをF#にするとCM7(#11)


Am7(♭13)のFをF#にするとAm7(13)


って仕掛けになっているんすね。👇



いちごメタル
いちごメタル

こうなうと、ファの#は...

ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ドの第8番目のメンバーと言えるのではないでしょうか?


ドレミファソラシドの中で、ファの音を#(F#)させてる。


ファの#は、とても親和性があって、メジャースケールに紛れ込ませても違和感なく使える、「第8のメンバー」って感じ。


もっと言えば、ドレミファソラシドのファを#させると「リディアン」スケールになるので、「イオニアンスケール(メジャースケール)とリディアンスケールは相性が良い」って事なので、メロディーを作る時や、ギターソロの時、この2つのスケールを混ぜこぜで弾くと、より豊かなドレミファソラシドになりますよって話です。


ちょっと難しくなりましたが、今回、一番伝えたかったのは「F#はドレミファソラシドの第8のメンバー」なので、皆さん積極的に使ってみましょうねって話。


スケールをファの#にするも良し。「ダイアトニックコード」のFをF#するも良し。


って感じになるので、活用してみて。


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