薬指小指も集中トレーニング!!3指同期練習。

フィンガリングトレーニング

この記事では、1本に対して3音で弾く3指の同期トレーニングを紹介します。2指の同期トレーニングも紹介してますので、こちらも合わせてどうぞ。


右手と左手を合わせる!!ピッキングとフィンガリングの同期トレーニング方法。


速弾き系ロックギターの基本形の運指パターンで、メジャー系マイナー系スケールをこれで行ったり来たりするフレーズが定番ですね。


右手と左手を合わせる同期トレーニングに焦点を当てつつ、薬指小指の筋トレ


指の分離のトレーニングにも効能がありますので、フィンガリング練習に役立てていただければ幸いっス。

定番フレーズでウォーミングアップ。

まずはこの有名なフレーズ。ディープパープルの「ハイウェイスター」

3指の同期トレーニングに最適でオルタネイトピッキングのトレーニングにも良い効能があります。


ただオルタネイトピッキングするんじゃなくアクセントを付けて、右手と左手を合わせる事に集中します。

もちろんメトロノームを使って、ゆっくりのテンポで始めましょう。

オリジナルは♩150くらいですかね。150を目標に頑張りましょう!!

「こんなの余裕だぜ!!」って方は、メトロノームのクリック音を、裏で取る練習はいかがでしょうか?

青○の所にクリック音を置きます。
いちごメタル<br>
いちごメタル

裏で取るのは結構手強いですが、オルタネイトピッキングの精度が良くなるのでオススメです。ゆっくりテンポでどうぞ。

もっとピッキング鍛えたい!!って方はスタイラスピックでのトレーニングもオススメです。

速弾き養成ピック。スタイラス・ピックを使ってみた!!


「ハイウェイスター」はスタイラスピック入門に最適なフレーズですので、是非お試しください。

全ての組み合わせが詰まっている!3指の同期トレーニング。

Aマイナースケールを使った3指の同期トレーニング。



1本の弦だけ使うので初心者さんでも大丈夫。テンポを上げれば薬指小指の筋トレにもなりますね。

Aマイナー上昇編。

フレーズ覚えたら、右手と左手を合わせるのに集中して・・・

1個上昇して指が入れ替わります。

さらに上昇。アクセントも忘れずに…

7つ覚えたらこれをつなげます。

どうでしょう?1本の弦でポジション移動しながら上昇するだけなんで単純ですが飽きないし、いろんな所で使えそうな感じですねー。

Aマイナースケール下降編。

で、今度は下降します。指の組み合わせも変わります。

同じ感じで1個ずつ攻略していきましょう。

しっかり指持ち上げないと、音が出ないっス。

プリングオフ気味に、素早く弦をハジく感じで弾くと上手く行くかなと。

で、これを繋げると...

どうでしょう?上昇と下降。このフレーズで3指で考えられる全ての組み合わせが網羅されています。


弾いてみて苦手な組み合わせがあれば、その組み合わせを集中的に練習すれば、効果的です。

3指の同期トレーニング。応用編。

ゆっくり正確に同期するのも大事ですが、ついでに指の筋力をつけたいので自分の実力よりも速いテンポでも練習してみましょう。


いちごメタル
いちごメタル

私のオススメは初めの5分は実力よりも遅いテンポ(弾きやすいテンポじゃないよ)で、正確に。次の5分は実力よりも速いテンポで、筋トレ的に。これを繰り返しやっていました。

他の弦でも弾いてみる。

慣れてきたら他の弦でAマイナースケールも弾いてみましょう。

他の弦に変わっただけで難易度が変わるのが面白いところ。

こんな感じで1弦から6弦まで練習していると・・・


あら!いつの間にか指板上にあるAマイナースケールを把握できてるようになりますね。


ということは音の中心をAじゃなくCに置けばCメジャースケールも把握していることになりますね(この関係を平行調関係って言います。)

さらに応用編。

余裕になってきたら、これを使って自分だけの必殺技を作ってみましょう。

例えば...

ポジション移動のパターンを変えてみたり。

1弦ハイポジションから4つポジション弾いて下降。、2弦に移動して4つ下降。3弦に移動して4つ・・・4~6弦まで下降してみたり。


こんな感じで、自分でフレーズを作ると絶対忘れることなくスケールも頭の中にインストールできますね。

まとめ

この練習方法のいい所まとめると・・・

  • 1本の弦を3指で弾く速弾き系の基本パターンの強化に役立ちます。

  • 薬指小指の筋トレに効能があります。

  • 毎日続けると、いつの間にかナチュラルマイナースケール(メジャースケールも)指板上で覚えることが出来る。

初めは「右手と左手を合わせる同期トレーニングだ!!」とか「薬指小指の筋トレだ!!」って感じで始めると長く続けられます。

スケール練習って捉えると嫌になる方もいるので、このトレーニングを手癖にして他の弦弾いていたらスケール覚えちゃった。って感じの作戦です。

お試しください。

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