バンド活動もお休みで、最近出番が無い私のQY100。
ブログの記事でクロスリズムの音源作るのに、久しぶりにQY-100使ってみました。
「ドゥ・ドゥ」のリズムループの上に、「せいのッ!」ポチ!!
って感じでドラムキットを乗せるのに重宝しました。
なんですが...使う前に、謎の警告メッセージが...
このメッセージが出て間もなく、ダウンしてスタート時の画面に戻されるって症状が出ました。
「えっ何?」って気付いた時には、もう手遅れで...
バンド用に作っておいた、ドラムパターンが全部消えて初期化されておりました。(涙目)あーあ。
メモリー機能が死んでいるし、このメッセージが邪魔で、そもそも作業が出来ないので、急遽このQY100の復旧作業をする羽目になりました。
「Backup Batt.Low」にはご注意を!!
そもそも「バックアップ・バッテ・ロウ」って何だ?って話ですが、結論を先にいいますと...
「本体の中に内蔵されている、電池が切れそうですよー」って警告です。
何ですが、本機種の取扱説明書を読むと、バックアップバッテリーは自分で交換しないで、楽器屋かヤマハに持ってけ!って書いてあります。
なんかデータも全て消えちゃったし、持って行って修理出したらお金いっぱい取られそうだし...
もう頭に来ちゃったんで自分で開けちゃって交換しよう!!って事になりました。
説明書読むと感電や火災・故障の原因になるので、「やめて!」って恐ろしい文言が書いてあるので、ビビりますが、やってみた感想としては危険度は全く感じず丁寧にやれば、まず問題なく交換出来ると思います。
一応自分でやる方はあくまで、自己責任でお願いいたします。
どうやって電池を交換するの?
用意する者は、+のドライバーと【CR2032】って書いてあるリチウム電池。100均で揃います。
で、作業台の上にクロスかタオルのような柔らかい物を敷いて、その上で作業しましょう。
5点で止めてある裏パネルを、ドライバーでネジを緩めて外します。
で、裏パネルと本体がコードで繋がっているので、丁寧にゆっくり外しましょう。
パネルを外すと、銅板が出てきます。2点でネジ止めされているので、これを外します。
銅板をめくると、黒いケースの中にボタン電池が見えます。
指で⇒方向に押し出してやると、簡単に外れます。これを新品に交換します。
あとは、銅板を2点・ネジ止めして、裏パネルを元に戻して5点ネジ止めして完成。
全国平均で不器用な私でも、作業は10分位で終わりました。
超簡単です。
おぉ...簡単に元に戻りました。しかし失ったデータは戻って来ません...
とにかくバックアップはこまめにやりましょう。
今だに愛用者が多いヤマハのQYシリーズ。
1990年にQY10が出て、本機種が最終形のQY100になります。
確認してないので、わからないですが他のQYもバックアップの電池は、簡単に交換出来るんじゃないかと思います。
パソコンでDTMするのが当たり前の時代なので、QYもういらねーんじゃね?ってなりますが、中々持ち運びがよく、操作も簡単でボタンが押しやすいので、簡単なフレーズなら指ドラム・指キーボードとして使えます。
私はバンドのドラムがよく欠席するので、常にコイツを連れて練習に行きます。
最終形のQY100はギターのシールドやマイクも突っ込むことが、出来るので(エフェクターも付いてる。しょぼいけど)作曲だけじゃなく個人練習にも使えます。
ちょっと便利なので中々手放せませんが、データのバックアップはこまめにしておきましょう。
バックアップの電池の寿命はけっこう長くて、私の場合は中古で買って4年目位に「バックアップ・バッテリー・ロウ」の表示がでました。
「ヤバい!!」って思って慌てて交換しないように。
電池を交換した瞬間に初期化されるのでご注意を。
まとめ
というわけで「backup Batt Low」は110円で直すことが出来ました。簡単っス。
なんですが...末永くQY100を使い続けるには、バックアップの問題が付きまといます。
長期的なデータは、メモリーカードにこまめに保存するのが、イイんですがQY100では「スマートメディア」の3.3vっていうメモリーカードが必要になります。
2022年にこの記事書いているんですが、電気屋で探してもこのカード見つからないの。
Amazonで探せばみつかります。ギガ(GB)じゃなくてメガ(MB)ってのが...
あと私はやった事ないんですが、パソコンにデータを移管する方法もあります。
ですが、QYのデータファイラーはWindowsXPまでで、今の時代のWindows10では、難しいみたい。
なので、私的には短期の記憶は内蔵のリチウム電池に頑張ってもらって、完成したSONGはこまめにレコーダーに録音して保存って形になりそう。
まぁ古い機械なんで。
ムキになって無理して使うより、大切な作曲や作品はパソコンでDTMで作るのが快適なのは間違いないっス。
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