【実演】ストランドバーグにEMG81・85を取り付けてみた。

1人で出来るもん!!

私が今メインで使っているのが、ストランドバーグのボーデン6。


私、左利きなんです。珍しいレフティのストランドバーグ。



かれこれ3年目の付き合いになりますが、とにかく軽くて(なんと2キロ)弾きやすい。


「ヘッドレス」だし...フレットも斜めに打ってあったり...ネックは独特なV型だし...とても曲者なギターですが、慣れちゃうと他の弾きたくないくらい、今はこのギターが好きです。


で、ストランドバーグにはモデルによって色んなピックアップが付いてるんですが、このボーデンに付いているピックアップも変わり者で、「LASE」社の「アルミトーン」ってやつ。

なんとコイルが巻かれていない、鉄の板を折り曲げた様なピックアップ。


いちごメタル
いちごメタル

パッシブピックアップでありながら、EMGアクティブピックアップのようなローノイズを実現したピックアップ!!って謳い文句のピックアップです。



これはこれでコード弾いた時の響きもイイし、気に入ってるんですが、「EMG」教の私としては、そろそろEMGに乗せ換えたい所。


で、今回たまたま安価で、手に入ったEMGの81・85を自分の手で、乗せ換えをしてみよう!!っていう実況記事です。


EMGの85・81ってどんなピックアップ?

EMGの最大の特徴はご存知、「電池を使う」ピックアップ。

ちゃんとセットアップする場合は、別口で電池スペースを作らなくてはいけないのですが。


ピックアップに電池を使う=EMGに代表される物を「アクティブ・ピックアップ」


電池を使わないピックアップ=通常の「パッシブ・ピックアップ」って分類されます。


そもそも、なんで電池を使うのか?

通常の「パッシブピックアップ」ピックアップは磁石にコイルを巻いて、その上で弦を振動させると発電し音を出力。


さらにギターアンプで増幅して音を出すわけですが...


弱点としてパッシブ・ピックアップは出力が高いので、どうしてもノイジーだし、外部からのノイズも受けやすい。(ハイ・インピーダンス)


そんなノイジーなサウンドをさらにギターアンプで増幅するので、他の電子楽器に比べて相当、野蛮でワイルドな楽器とも言えます。(魅力的ですが)


でも、やはりオーディオ界では、ノイズは嫌われ者なのでピックアップで拾う段階で、なんとかノイズを減らしたい訳です。


で、ピックアップのノイズを減らすためには磁石を弱めコイルの巻き数を減らしてローインピーダンス化しなくてはいけないんですが...


いちごメタル
いちごメタル

磁石を弱めて、コイルの巻き数減らすと、ノイズは減るが肝心の出力が弱すぎる!!って事で使い物にならいわけです



そこで、EMGは小出力の綺麗な音を、綺麗なまま高出力化する為に、ピックアップの中にプリアンプを仕込んで、高出力する技術を編み出します。


このプリアンプを駆動させるために、9Vの四角い乾電池が必要になります。


いちごメタル
いちごメタル

ちなみに、大抵のモデルは電池の持ち時間は約3000時間。デュアルタップでシングル/ハムバッカー切り替えが出来る、EMG89は約1500時間と言われています。


その画期的なシステムで80年代中期に、登場して以来、アクティブ・ピックアップの王者として現在も圧倒的な支持を受けています。


中でもローノイズと適度な「コンプ感」がハイゲイン系ギタリストと相性が良いため、多くのメタルギタリストが愛用しているのはご存知の通り。


で、今回取り付けるのは、メタル系ギタリストの定番EMGの81・85になります。


「ピックアップ交換むずかしそう!」って思いがちですが、EMGはソルダーレス(半田付けなし)なので、比較的簡単に出来るはず。


ここはビビらずに、チャレンジしてみましょう。


いちごメタル
いちごメタル

注意。

あくまでも、ド素人の不器用な男がやるピックアップ交換作業なので、この記事を見て作業される方は、参考程度にお読みください。

大事なギター、高価なギターの場合は信用できるプロの方に作業をご依頼ください。


EMG81/85取り付け準備。

私が青年だった頃は、81が2万円超えていた記憶が、ありますが今は1万円台と手ごろな価格になっております。

で、👇今回、私が手に入れたのは、81・85のセット未使用品をメルカリにて23,000円でゲット。

👆「安!」慌ててクリックした私のせいなんですが、開けてビックリなんと「赤いEMG」


ナチュラル木目に赤いピックアップって似合う訳ねーなぁー!!


まあ、いいか。


で、EMG導入する際に、一番重要なのはスペースの問題。


スペースが確保出来ないと、ボディーの加工など大変な大工事になるので、素人がやれば失敗は必至。やめたほうが良いでしょう。


取り敢えず、裏パネルをドライバーで開けると、こんな感じ。👇何とか行けそう。

余裕ありそうですが、油断は禁物。
EMGのケーブルは太くて長いので。

👆余裕ありそうですが、油断は禁物。


電池も入るし、EMGのケーブルは太くて長いので注意。

EMG購入前に、必ず裏パネルを外して、スペースに余裕あるか必ずチェック!!



次に配線図のチェック。

今回はピックアップ×2のⅠボリューム・1トーンになるので、この配線図になります。


ポイントは中央に位置する「コントロールキャビティ」部の接続か。👇

まずは、ギターに取り付ける前に、仮で「コントロールキャビティ」部の接続をしてみましょう。


電池パックの赤線を赤いボックスの「バッテリーバス」の左端に接続。

差し込む時に、上・下間違わないように注意。金属部と矢印ある方が上です。👇

次にリア・ピックアップケーブルの赤線を左2番目に。フロントピックアップケーブルを左3番目に挿します。

👆フロント・リアが分からなくならないように、ケーブルにタグを付けると良い。


次にリアピックアップケーブルの黒アダプターを「BR IN」に。フロントピックアップケーブルの黒アダプターを「NK IN」に挿します。

次にボリュームポッドとトーンポットにケーブルを挿します。差し込みの上・下間違わない様に注意。


👇取り敢えずここまで、仮で繋いでおきます。残りはギターに取り付けてから接続します。



いちごメタル
いちごメタル

EMGの説明書は、パーツの装飾も正確に図しているので、「差し込むところがわからない!!」って事はないですし、力入れなくても「サクサク」差し込めるので不器用方でも大丈夫。



ギターのアッセンブリーを外す。

ストランドバーグについている、「アルミトーン」のアセンブリーを外していきます。


まず表面。弦を外しドライバーと小さい六角レンチ、ソケットレンチを駆使してピックアップ・トーン・ボリュームを外していきます。



柔らかい敷物の上にギターを置き、裏パネルを開け、旧パーツを外していきます。

ピックアップセレクターは、流用するので使うケーブル部をカットして残します。

Rはリアピックアップケーブル・Fフロントピックアップケーブル。もう1本は恐らくoutputとアースが束ねられた物と推測。

旧パーツを外して中の埃をエアーで吹いて、次の作業に入ります。

EMGのアッセンブリーを取り付ける。

新パーツを取り付けて行きます。


👇ボリュームとトーンをセットして...

👇ピックアップセレクターから出ているケーブル。ケーブルの皮を剥いて「コントロールキャビティ」に接続します。この時に精密ドライバーが必要。

剝いたケーブルを緑色のボックスに差し込み、-の精密ドライバーで締めます。

一旦「コントロールキャビティ」に接続したピックアップケーブルを抜いて、表面からケーブルを這わせて行きます。

「コントロールキャビティ」に接続したまま、裏から這わせてようとしましたが無理っス。ケーブルを抜いて表から這わせます。

裏戻って、ピックアップケーブルを「コントロールキャビティ」に接続。


ケーブルが太くて長いので、結束バンドでまとめるとイイでしょう。

👆残りのケーブルを新しいインプットに接続して...👇電池も収納。

ケーブルが暴れるので結束バンドで縛ります。


👆結構キツキツです。蓋をして表面にて、ピックアップを接続します。👇


ココで、問題が...

今回はエスカッション(ピックアップの外枠。)を使わずダイレクトマウント(ネジをボディに直付け)なんですが、これだとピックアップの高さが調節できない。


いちごメタル
いちごメタル

取り敢えず、指でピックアップを押さえ、高さを固定してEMG付属のネジで、マウントしました。

ダイレクトマウントについての対策は後日。

約2mmくらい。指で高さを固定してネジを回していきます。結構大変。




何とか出来た!!最後のピックアップのマウントの仕方に不満がりますが...

エスカッションで使うネジなので長すぎる。グラグラはしてないので取り敢えずこのネジでマウント。後日対策します。





👆赤いピックアップ「似合うんだか似合わないんだか」微妙なところですが、いかがでしょう?


無事に音も出ました!!


いつものEMGサウンドっス。



いちごメタル
いちごメタル

余談ですが、私の様にレフティの人が、トーンとボリュームをセットすると、最大値と最小値が逆になるので注意。

私は気のしませんが、EMGのラインナップに左利き用のボリューム&トーンもあるので、気になる方はEMGのサイト等で探してみましょう。



まとめ

EMGはソルダーレス(半田ごて無し)で、セット出来るので、通常のピックアップよりも手間がかからず不器用な私でも、取り付け出来ます。


ソルダーレスはとても便利で、1回セットアップすれば、接続ピンの抜き差しだけでピックアップを交換できるので、81をフロントに。85をリアにセット!!って事も簡単に出来ちゃう。(結構雰囲気が変わります。)


また、別途で60や58などのキャラクターの違うEMGを持っていれば、着せ替え人形の如く簡単にピックアップを入れ替えて、音色の違いを楽しむ事も出来ます。



いちごメタル
いちごメタル

だだし89のようなデュアルタップのピックアップは接続ピンが合わないので、着せ替えを楽しむなら81・89のセットで組むより、定番の81・85でアッセンブリーのセットを組む事をお勧めします。


最後にEMGの数あるラインナップで、購入する時に覚えておきたい用語について。


アルニコ=マグネットの種類で、中低域にピークがあるサウンドが特徴で、高域が弱め。甘いトーン。85で使われているマグネットです。EMGの傑作、シングルピックアップの「SA」はアルニコ仕様。


セラミック=マグネットの種類で全域をきれいに出力したサウンドで、アルニコに比べると高域が強調されたトーン。81で使われています。EMGの傑作、シングルコイルの「S」はセラミック仕様。


Xシリーズ=数字の次にXの付いたピックアップは、プリアンプが改良されたバージョンで、通常よりも「コンプ感」が薄いので、ピックキングの強弱が忠実になるように作られています。

「コンプ感」が良い悪いの問題じゃなく、好みの問題っス。


HZシリーズ=この刻印があるピックアップは、電池なしのパッシブピックアップ。「EMG付いたギターだ!!」と思って飛びついたら「パッシブでした」って事にならないように注意。


👆この辺の用語を理解していれば、購入の際に役に立つと思います。


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