この記事では、ZOOMのG1FOURを使ってみた感想を書いています。
このマルチエフェクター。どんな方にオススメかって言いますと初心者さんよりもベテランさんにオススメしたいマルチエフェクターですねー。
バンド練習を想定している初心者さんにはG3とかG5の方が良いかなと。
【ZOOM G3 G5n】 初心者さんにもベテランさんにも!!練習に役立つ低予算マルチエフェクターのススメ。
で、G1なんですが前のG1はちょっとデザインがビミョー過ぎて興味なかったんですが、
今度のG1はこんな感じ。
あら!カッコイイんじゃない?
お値段もお手頃で(ZOOMさんはいつもお手頃ですが)思わず手を出してしまいました。
これからご購入を考えている方の参考になればよろしいかなと。
G1FOURどんなエフェクター?どんなスペック?
私はG5nを所有しているのですが、G1はG5nの廉価版的なモデルですね。ディスプレイのアイコンも同じ感じです。
アンプモデル/エフェクトタイプが70種類以上(パソコンで新しいエフェクターがインストール出来るのでまだ増えるかも)で最大5個自由に並べる事がができます。
パソコンからインストールしてない状態(バージョン1.0)でG5nと比較しての感想は歪み系のエフェクター/アンプモデルは豊富でディレイ系はそこそこ種類揃っているけどリバーブ系はだいぶ削られているって感じです。
普通の事はとりあえず一通りできますが、手の込んだ事をするとすぐ許容を超えます。
とても小さなマルチエフェクターですので、床に置いて足で操作ってのはバンド練習では使いにくいっス。立って演奏してるとディスプレイも見にくい。
G5n持っているので、G1FOURもう手放そうかなぁーって思っていたんですが・・・
最近、自宅での練習こればっかり使っている。
私がG1FOUR好きな理由は・・・
とにかく邪魔にならない。156㎜(Ⅾ)×130㎜(W)×42㎜(H)で340g。
CDを3枚重ねた感じをイメージしてもらえれば、分かりやすいっス。
とても小っちゃいんで、扱い悪くなっちゃうんですが、こんな所に置いたり...
こんな所にも・・・
丁度いいと思っていたG3でさえ最近、邪魔くさくなってきました。
私の家は6人家族なので、ちょっと静かな別の場所で練習したい!って時に重宝しています。USBケーブルから電源をとれるので、充電器やパソコンがあれば場所選ばない所も好きです。
こんな感じで、パソコンから電源取ってAUX端子にパソコンの音源突っ込んで練習するのが最近の私の練習パターンっすね。
部屋が騒がしくなってきたら、パソコンのバッテリー持つ限り押し入れの中でも練習できます。
操作性がとても良い。
で、もう一つ気に入っているのが、テーブルに置いた時の操作性。
これ本当に操作ボタン上手く配置されていますね。
上部の4つのツマミでEQと出力レベルが瞬時に調整出来て、左右にあるルーパーボタンとリズムマシンボタンを押せばすぐに呼び出せるところが良いですね。
これG5nだと出来ないの。
G5nだとエフェクター枠にルーパーとリズムマシンをいちいち組み入れないと使えないので、個人練習の時は不便なんですが、その点でG1fourは便利っス。
もちろん下部の2つのスイッチもしっかりしているので、床置きで足での操作も問題ないですが、ディスプレイ覗き込んだりツマミいじるのに、しゃがみ込むのがツラいのでやはり机に置いて使うのがベストですね。
ギターラボで新しいエフェクターをインストールでの注意点。
パソコンでZOOMのアプリGuitarLabをインストールして、そこから新しいエフェクターを本体のG1に取り込むんですが、
G1の容量に限りがあるので、新しいエフェクター全部を入れるのは無理なので、要らないエフェクターを外して新しいエフェクターを入れるって作業が必要になります。
新しいエフェクターの入れ方。外し方。
恥ずかしながら私はパソコン音痴なので、Guitarlabで新しいエフェクター入れるのに、大変時間が掛かりました。
なのでパソコン苦手な方でもスムーズに出来るようにエフェクターの出し入れの仕方を書いてみます。
まずパソコンにGuitarlabをインストールしたら通信の出来るUSBケーブルをG1に繋ぎます。(充電出来るだけではダメっス。ここでまず失敗しました。)
繋がると、この画面になります。
エフェクターのカテゴリーの所に水色の丸い矢印が出ます。これが新しくインストールできるエフェクターです。
ポチっとクリックするとインストール出来て矢印が消えます。
右下のこの部分が100%になると新しいエフェクターが入れられません。
で、要らないエフェクターを外す時はカーソル合わせて右クリックを押すとこの画面になります。
マウスのない方はここをクリックします。
「本体から削除」をクリックするとエフェクターを外すことが出来ます。
これでエフェクターの出し入れが出来るようになりました。色々工夫して新しいエフェクターを手に入れましょう。
その他の使い方としては・・・
アンプモデルのシュミレーターや歪み系のエフェクターが充実しているので、歪み系のストンプボックスとしてだけ使うのはいかがでしょう?
例えばこんな感じで、
ZOOMの8080。今でも中々楽しいマルチエフェクターなんですが、歪み系のエフェクターがイマイチ。
そこでG1FOURを間に入れれば・・・
おぉ!イイっすね。これならまだまだ8080も使えそう。こんな感じで、場所取らないのでエフェクトボードの中に組み入れるなど単品の歪み系エフェクターとして使うのも有かなと。
逆にパソコンから歪み系エフェクター外して、空間系や飛び道具系エフェクター入れて、ボードに組み込むって使い方もできますね。
まとめ
というわけで、最近個人練習用のマルチエフェクターとしてとても重宝しています。改めてどんな人にオススメか、というと・・・
- 外出先での練習相手をお探しの方
- ちょっと別の部屋で集中して練習したい方。
- 豊富な歪み系エフェクターの入ったストンプボックス探している方。
って方にオススメですね。
バンド練習で使いたいって方なら、もっとシッカリした大きさのG3やG5n買った方が吉。
なので個人的にはG1FOURは、この小ささを生かしたいのでペダル無しのG1を買って机の上で遊ぶのがベストじゃないかなー。
初心者さんよりも、手軽な練習相手を探しているベテランさんに向いているマルチエフェクターなんじゃないかなと。
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