この記事はフィンガリングの基礎である所の弦を指先で押さえる動作を鍛えるトレーニングを紹介します。
弦を押さえる時、指が寝てしまい、指の先で弦を押さえるのが苦手な方。にオススメのトレーニングです。
トレーニングの前にフィンガリングフォームについて考えてみましょう。
シェイクハンド式より、クラシックスタイルのフィンガリングでやってみよう。
本サイトでは4本指を自由自在に、操る事を目標としていますので、ブルース系やオールドロック系ギタリストがよくやっている、シェイクハンドスタイル
じゃなくて、クラシックスタイルのフィンガリング
こちらのクラシックスタイルのフィンガリングを推奨します。
もちろんチョーキングを多用するフレーズではシェイクハンドの方が有利だったりするので使い分けるんですが、基本はクラシックスタイルで!!やりましょう。
指のフォーム。ネックの持ち方。
指の第一関節。第二関節を軽く曲げます。指の先で押さえると自然にこのフォームになるんですが、筋力が無いと力みがちになるので注意。
親指はネックを持つというより、って感じで「さわる」「添える」って感じです。
ジョーサトリアーニ推奨のコードチェンジのトレーニングが効く!!
指先で押さえるフォームを作るのに、私がやってみて良かったトレーニングがジョーサトリアーニさんが、考案したコードチェンジのトレーニング。
スティーヴ・ヴァイやメタリカのカークハメットにギターを教えていりしてトレーニングには定評のある方っスね。
これシンプルですが良く出来ていて、指先でシッカリ押さえないと音が出ない仕組みになっていますし、この不気味な不協和音が集中力を高めてくれます。
で、フィンガリングはこんな感じ。
1セット終わったら、1フレット上がって2セット目。もう1フレット上がって3セット目...とか
音がちゃんと出ているかハッキリ分かるようにアルペジオで弾いてみたりするとよいですなー
4本指分離のトレーニング。
これだけだと、ちょっと物足りないので、もう一つ処方しておきます。
6弦1フレット人差し指。3フレット薬指。5弦2フレット中指。4フレット小指。にセットします。
次に人差し指を4弦1フレット。薬指を4弦3フレットに同時に移動します。
次に中指を3弦2フレット。小指を3弦4フレットに同時に移動します。
次に人差し指2弦1フレット。薬指2弦4フレットに同時に移動。
次に中指を1弦2フレット。小指を1弦4フレットに同時に移動。
ここまで来たら同じやり方で戻ります。
これも指先で、弦を押さえるのに良いトレーニングっスねー。
4本指の分離にも効能があります。
ピッキングなしでOKです。動作に気を付けて「人差し指。薬指」次「中指。こゆび」って感じでジグザグに押さえていきます。
これで1セット。1フレット上がって2セット目。また1フレット上がって、3セット目...
12セット目安でやっています。
「中指。小指」を動かしている時は、「人差し指。薬指」は必ず弦を押さえたままで!!。
釣られて指定してない指がうごかないように!!。
あとフライングで押さえる前に、次の指動かすのもダメです。
慣れてくるとフライング気味になるので気お付けてください。
出来るようになったら指をいれかえます。
人差し指5弦1フレット。中指6弦2フレット。薬指5弦3フレット。小指6弦4フレットにセットします。
次に中指。小指を移動します。
次に人差し指。薬指を移動します。
次に中指。小指を移動します。
次に人差し指。薬指を移動します。
で、戻ります。
指を入れ替えます。入れ替えると難易度が上がるのが、面白い所。
けっこうこの練習好きで、ヒマあると無意識のうちにやってますねー。
まとめ
- 弦は指先で、押さえましょう。
- 力まないように気を付けてましょう。
- クラシックスタイルで、4本指を、自由自在にしましょう。
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