【ポリリズム入門・前編】3拍子・4拍子を自在に取り分ける練習。

トレーニング

まずは、この音源を聴いてみましょう。

いちごメタル
いちごメタル

さて、この音源は、何拍子に聴こえますか?



私は、1拍が3連の4拍子に聴こえました。(大多数は4拍子で聴こえると思いますが...)


中には、1拍が4連(16分音符っス。)の3拍子に聴こえる方もいると思います。

楽譜で見る4拍子の1拍の分割表記。
1連が、ただの4分打ちビートで、2連がエイトビート。3連がシャッフルビートで4連が16ビートってポップスミュージックで言われます。


いちごメタル
いちごメタル

どちらも正解でして、1拍を3連で取るか4連で取るかで、全く同じ音源でも3拍子・4拍子に聴こえるリズム構造になります。

この構造を「クロスリズム」と言います。



2つの時間が同時に走っているので、この「クロスリズム」も、ひっくるめて「ポリリズム」って言っちゃう場合もありますが、正確には3連で出来ている物を、4で分割したり4連で出来ている物を3で分割するリズムを「クロスリズム」って言います。

私が最近好きでよく見ている、ジャズ・ミュージシャンの菊地成孔さんが、「ポリリズム」について懇切丁寧に解説なさっております。


いちごメタル
いちごメタル

大変分かりやすく、解説なさっていて、まさに「目から鱗!!」って感じでとても感銘をうけました。


まあ難しい定義は置いておいて、単純に4拍子のリズムを3拍子で取ると、リズムやフレーズの聴こえ方が、まるで別の曲のように聴こえる!!


って所に面白さを感じた訳です。


で、今回はこの菊地成孔さんの講義の中で、「ポリリズム」を習得する上で、一番の大基礎になる4対3の「クロスリズム」を解説してみたいと思います。

クロスリズムで4拍子を3拍子で聴いてみよう。


さっきのリズムループに分かりやすく、ドラムキットのガイドを付けて聴いてみましょう。


日本人の大多数が聴こえたであろう、と思われる4拍子がこちら👇

1拍が3連(ハイハット部)で出来ていて、それが4つで4拍子。跳ねる感じのリズムで「シャッフルビート」とか言ったりします。


で、今度はこれを1拍を4連で分割する3拍子のドラムキットのパターンを被せてみましょう。

どうでしょう?


全く同じ音源ですが、聴こえ方変わった!!って感じる事が出来たでしょうか?


いちごメタル
いちごメタル

これを自由に聴き分ける身に着けるのが、今回のテーマでポリリズムを学ぶ大基礎になる「クロスリズム」になります


初めて自転車に乗るのと同じ感じで、コツを掴んでしまえば簡単に、3拍子で取ることが出来ますし、私のように不器用な方は掴むまで時間が掛かります。


出来なくても、自転車と同じで根気よくやれば、必ず3拍子・4拍子で取れるようになりますので、ふてくされて「諦める」って事をしなければ大丈夫です!!

この4拍子はどんな構造になっている?

「まだ3拍子に聴こえてこない!!」「4拍子につられて聴こえてしまう!!」


って方のために、バックに3拍子のギターを演奏して補強してみます。

ドラムキットとギターに耳が引っ張られれば、後ろのパーカッションの聴こえ方が、3拍子に聴こえてくるはず。

「まだ、掴めない!!」って方は、このループに合わせて自分でギターを弾けば(ちなみに音源ではFM7-Em7-Dm7で弾いてます。)もっと分かりやすくなります。


体は3拍子でノリノリで練習するとイイ感じになりますヨ。

いちごメタル
いちごメタル

自転車と同じで、今は補助輪が付いた状態です。

これを補助輪無しで聴こえるトレーニングをご紹介します。

もうちょっと、この音源の構成について説明します。

Amazon MusicでMen Ha Tan Bagad, Doudou N'diaye RoseのDakarを再生する
Amazon.co.jp: Dakar : Men Ha Tan Bagad, Doudou N'diaye Rose: デジタルミュージック

CD盤は中々見つからないっス。👆Amazonからどうぞ。

これは菊地成孔さんの講義で使われている、「ドゥドゥ・ンジャエ・ローズ・パーカッションオーケストラ」のループ音源の元ネタなんですが、途中から入ってくるバグパイプ衆はガッチガチの「1・2・3・4」の4拍子で3拍子行く演奏は全く感じません。


が、後ろで鳴っているパーカッション衆は4拍子で演奏してる人・3拍子で演奏してる人が混ざっている様な感じが面白いっス。

冒頭で4つカウントが入っているので、スタート時は1拍を3分割(3連)したリズム構造になっています。

黙って聴いているだけでは、リズム取りずらいので3連の部分を声に出して歌いましょう。
赤字を少し強めで発音。

声に出すと分かりやすく、音源に合わせてチゴ・チゴ・チゴ・チゴ」...って念仏を唱えると1拍が3分割(3連)する事ができますね。

これをテンポの速度(BPM)も同じで3拍子演奏するには、どうすればよいか?

2つとも、全く同じスピード同じ言葉で割を変えるだけで違う聴こえ方・違う言葉になります。
ちなみに赤字を残して黒字を消すと「イー・チー・ゴー」ってキレイに4拍3連になります。

👆のようにチゴ・チゴ・チゴ・チゴ」チゴイ・ゴイチ・イチゴ」って感じで赤い字を強めに念仏を言い換えると、1拍4連の3拍子を取ることが出来ます。


いちごメタル
いちごメタル

3連で取る時も4連で取る時も、口を動かすスピードは同じです。区切る位置だけ変えて念仏を唱えるのがコツです。

3連から4連に移行する時、口を動きが速くなっちゃいやすいので注意。


あくまでBPM(テンポ)は一定に保ちます。


「ドゥ・ドゥ」のループに合わせて何回もやります。


取れるようになりましたでしょうか?

ペンタトニックをクロスリズム化してみる。

歌うだけじゃなく、ギターで「クロスリズム」の面白さを感じてみましょう。

パーカッション以外でも、クロスリズムを使えばお馴染みのフレーズの聴こえ方も変わる!!って例を紹介します。

 

いちごメタル
いちごメタル

ロックギタリストにはお馴染みペンタトニックを使った1拍3連の「定型文」的なフレーズ。

これをテンポを変えずに、1拍4連で、3拍子化すると...

さっきの「イチゴ・イチゴ~」の念仏と同じで、フレーズの聴こえ方が「ガラッ」っと変わるのがわかります。


いちごメタル
いちごメタル

難しい時は、最初の1小節だけ3拍子化して、繰り返し練習するとイイっス。

これも、「ドゥ・ドゥ」のループに合わせて弾くとイイ練習になります。

自転車同様に、初めは「グラグラ」しますが、例の「念仏」を唱えれば、1拍が3連連の4拍子を1拍が4連の3拍子とれるようになります。

まとめ


まずは、この取り分けが補助輪無しで出来るようになるのが第一段階の目標になります。


いちごメタル
いちごメタル

一番の練習方法は「ドゥ・ドゥ」の音源をひたすら聴きまくって「念仏」を唱えたりギターで弾弾いたりしながら4拍子を3拍子に変換するのがイイっス。


そこで、練習用にただひたすらループしている音源を30分用意しました。

取り分けが出来るのが第一段階でになりまして...


これに慣れると、4拍子と3拍子が今度は同時に聴こえてくる感覚になっていきます。


次回は「4拍子と3拍子が同時に聴こえる」って感覚の練習の仕方を解説していきます。


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